騙すか、無知の方が儲かる仕事
最近、大手中古車ビッグモーターの不正が報じられています。
タイヤに穴を開けたり、車検ので不正をしていたり...
ここから独立したBUDDICA(バディカ)の中野社長の考え方が好きで、フォローから知ったのですが(中野社長は不正とは程遠い男気の塊みたいな方)
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不正が起こっている原因を考えると「成果主義」と「購入金額が大きい」事にあると思います。
成果主義の弊害は、善意がお金に負ける事
購入金額が大きい事は、リピーターがなくても新規をまわす仕組みがあれば仕事が続けられてしまう事につながります。
これは、建築業界も同じですし、金額は車よりも大きいのでもっと深刻かもしれません。
流石にここまでの不正はあまり知りませんが、大きい会社ほど成果主義で「顧客のメリットよりも自分のメリット」という態度で残念な気持ちになるお客さんの話は良く聞きます。
それよりも、もしかしたら知らずに問題のある事をやってしまっているのに「ユーザーも、売り手も気づかぬまま10年20年後の地震で発覚」とか「10年後に天井裏を覗いたらカビだらけ」
等が起こっても、とぼけてしまう事ができる業界です。
しかも、「何をしたらどうなるか」を売り手が知らなければ知らないほど仕入れる材料や職人さんのコストを落とす事ができるので売値が同じなら利益は出せる事になります。
建築業界内で同業の方と話していると、
「お金が好きな会社」と「建築が好きな会社」の2種類が存在し、
何故か前者の方がHPとか宣伝の仕方が上手いのでキラキラして見えます。
佐藤工務店が宣伝が下手なので嫉妬心かもしれませんが(笑
真面目にしっかりやっている工務店さん達はちゃんと調べる事のできる知識の高いお客さんから支持を得ています。
佐藤工務店のお客様達も、事務所に看板もかかげていない小さな会社を見つけだして話を聞いてくれるだけあって、本当に知的で謙虚な方が多いので、
リテラシーの低い人から金額だけで比較されるのを避けるにはこのままひっそりとしていた方が良いのかも...と思ったりもしていますが、
野望は中野社長の建築ver.で
「建築で不幸せになる人を減らして幸せになる人を増やしたい」
なのでもう少し地域の頑張っている方と仲良くして、業界を良くして行けたらなと思っています。
今日は名古屋の建築会社で勉強させて頂き、蓄熱、エアコン選定、結露に関する事の知識が増えたので改めて発信したいと思います。
(会社名を出したいのですが上の文章の内容で検索アルゴリズムでマイナスイメージにつながるといけないので後のブログでご紹介します)