お金で買える健康あります
野菜を食べたり、運動したり、ストイックに減量の努力をしている方も多いのではないでしょうか。
もちろんそれも大事ですが、これからの時期「家を18℃以上にする」事で血圧上昇を抑えたり、身体にとって良い事がたくさんある事がいろいろなデータでわかって来ています。
引用の動画から、箇条書きで抜粋
○冬に家の中で亡くなる方は北海道よりも温暖地域の方が多い
○高齢者と女性ほど暖かく住んだ方が良い
(80歳の男性は10℃低下で血圧が10mm、80歳の女性は12mm上がる)
○暖かい家の子どもは運動量が6倍活発
○1℃暖かいと脳年齢が2歳若い
○2℃暖かいと要介護期間3年短い
○足元が暖かいと勉強効率や仕事の生産性が高い
私の自宅は6年前の新築で、当時最高等級だった断熱等級4(気密性能無し)でとても寒い家を建ててしまった後悔があります。
今年の4月に等級5ができて、すぐに10月に6.7が出来たのはいろいろな背景があったように感じます。
(コロナ禍で消費者への情報スピードが早まり押された国と、すぐに対応できない大手メーカーさんの経済的な葛藤もあったような気がします。)
私の残念な家は築50年の家よりは暖かいですが、外気2℃くらいで室内8℃の事があります。
「健康室温」(パッシブ住宅で著名な野池政宏先生の造語)18℃とは程遠く、暖かくしようと思うと高騰しているエネルギーを多く使わないといけなくなってしまったお金も健康も貯まらない家です。
プロであったはずの自分が知らなかった事がまず何よりの後悔ですが、
未だ多くの実務者の方が業務に追われて「暖かい家の価値や、その作り方」よりも「見た目の良い家、売れる家」の方に意識が強いように感じます。
この発信を見てくれている方もごくわずかだと思いますが、消費者の方、更に言えば同業の方も出来れば気づいて頂き、家を建ててより幸せになれる方が増えると良いなと思い発信を続けていくつもりです。