100%と50%+50%の違い
先週は、週に3日名古屋のpassive design come homeさんで勉強でした。
全国から20名弱の方が参加し、パッシブデザインを学んでいます。
独立してから色々な勉強会に参加していますが、実際に想定される物件に対してプランをつくり、他人の考えたものを見て勉強できる事が「そんな考え方あるんだ」と発見が多く、とても楽しいです。
今の自分に足りないものを得るために、苦手なものを選んで参加するので、恥ずかしい思いをするところからスタートするのですが、
元々が低い分レベルアップを感じるスピードが早く、面白くなります。
勉強会の中でデザインがとても素敵な方がおられ、
「どうやって勉強してるんですか?」
と聞くと
「良いものをたくさん見るしかない」「オリジナルというよりは以前見た良いものを引出しから組合わせているだけ」
と金言を頂き、その通りだなと思いました。
小さな会社で長年仕事をしていると、意外と知らない事も多くなります。
純度は高いのですが、本当にその100%が良いのかというとそうとも限りません。
セメントだけ、砂だけ、水だけでは強度はありませんが、それらを混ぜるとモルタルとなって強度が出ます、
さらにそこに砂利を混ぜるとコンクリートになっり圧縮強度が高くなります。
ハーフの遺伝子は優秀と言われるのはどれだけ信憑性があるのか分かりませんが、人間もそれぞれの良いところを混ぜていけると、どんどん進歩するんだろうなと思います。