怪しい人の見分け方
(今回は少し長く、毒を吐くので物好きな方だけご覧下さい)
人の感性はさまざまで、住宅業界でも、そうでない世界でもある事なので、あくまでも個人の感想です。
私は自分自身を怪しい人では無いと思って生きています(笑
そして、世間から怪しい人だと思われている人も本人が「自分は怪しい」と思っている人は少ないのではないかと思います。
私が怪しさを見分けている方法は2つで、
1.本人に直接関係のない業界の実績を前に出してくる
「有名人のあの人が」とか、「宇宙産業の〇〇が開発した」とかが出てくるとイエローカード
2.今、目の前の人や物事を大切にしていない
夢や希望を語るのはすごく素敵な事ですが、その会話の中に、「今のまわりに対して」雑に振る舞っているのを感じてしまうとレッドカード
何故こんな話題かというと、最近出会った同業の方、すごく先進的で変わった考えを持っているのに上記が当てはまってしまい、「この人のお客さんや下請さんはちょっとかわいそうだな」と感じてしまった事からです。
たくさん宇宙とか未来とかすごい話を聞いた中で、「現場から相談の電話がよく来るけど、そっちに構ってられないので人にお任せ」と言われた時には、現場育ちの自分は
「早くあなたの理想の宇宙に旅立って下さい」と心の中で思ってしまいました。
私は「メタ認知が低い人」「自分に酔っている人」が苦手なのですが、住宅会社もこれに近い人格を無意識のうちに持ってしまっているところが多くあるのではないかと思います。
でも、個人的に仲良くはなれないと思いながら、この人が悪人かと言われるとそうではないし、真面目に生きているとも思います。
まともな住宅会社を見抜くには、担当者が言った事に「その根拠は?」と攻めてそのリアクションでわかると聞いた事があります。
多分この方法は正しく、客観視できていなかったり、技術ではなくモノに頼っている会社は詰められるとすぐにボロが出てしまうと予想できます。
自分が詰めれたら嫌ですが(笑)一応そこそこ答えられるとは思います。答えられない事があれば、少なくとも調べて改善の姿勢ではいます。
とりとめのない文章になってしまいましたが、最近私が勉強させて頂いているトップクラスの工務店の方々はみなさんメタ認知が素晴らしく、謙虚で優しい方ばかりです。
それに憧れて、私も根拠を持った家づくりに夢中になるあまり、目の前の仕事が手付かずに...とはならないように気をつけたいと思います。