漢字ドリルと仕事
私の小学2年生の息子は字がヘタです。
私もその息子と同じくらい字がヘタです。
息子の漢字帳を見て思ったのは、「丁寧に書く気がない」「どう書けばうまくなるのか意識していない」
のがわかってしまう書き方で、これをどんなに続けても何の成長もないだろうなと思いました。
自分自身が字をきれいに書く事に魅力を感じず、中学校以降は宿題さえ提出しなかったので息子には何のアドバイスもしませんでした。(今は香典等書くときに少し恥ずかしい思いをしています。)
息子は今、日本の歴史(戦国武将)に夢中なので興味のあることを追及してくれれば良いかなと思っています。
これが「仕事につながるものがある」と思ったのは、昨日全国トップクラスの工務店のWebセミナーを聴講して、その参加者が、すでに有名工務店だったり数年待ちの知る人ぞ知る会社ばかりだったことです。
その各社は知る限り、「論文を読みデータを蓄え情報交換し、実践、建ててからのヒアリングで問題を把握」というような改良改善をし続けているので実績がついてくるのだと思いました。
住宅業界は意外と視野が狭く、家の作り方も、会社のシステムも昭和から変わらない会社は多くあります。
私自身、近年の作り方でちゃんと実測して暖かく、涼しい家をつくれることを知るまでは「ヘタな漢字を書き続ける」という息子のようなことをしていました。
スーパー工務店や先生方から学び、それなりにわかってきたつもりになっていましたが、そのスーパー工務店の方々が、もっと勉強していることを痛感したタイミングでした。